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電気自動車1年

電気自動車LEAFに乗り出して1年。あまりによすぎる。これはもう一切ガソリン自動車に乗る気がなくなった。今まで、それほど車に趣味があった方ではないが、LEAFに乗り出して、頻繁にドライブにでかけるようになった。気持ちいいのだ。スムーズな加速と、静かな乗り心地。これはなにものにも代えがたい。そして、たぶんこれは電気自動車というわけではないのだが、LEAFの備える自動運転の楽しさだ。

自動運転といっても現状では、レベル2と言われるもので、常時前を見てハンドルを操作し緊急時のプレーキは自分で踏まなくてはならない。しかし、希望速度を設定しておくだけで、アクセルから足を離しても勝手に走ってくれるだけでも、ほんとうに楽だ。前に車がいるときは前の車に一定間隔をあけて追随してくれるので、運転の負担感がまるで違う。最初は高速道路でおっかなびっくり使ってみたが、アクセルワークを気にしなくていいので、ハンドル操作に集中できる。しかもハンドル操作も高速道路だとある程度車任せにしてしまえる。勝手にカーブを曲がってくれるのは快感そのもの。制限速度を気にして、いちいち速度メーターを確認しながら、前の車との車間距離をたもって運転するという昔の運転にはもう戻れない。

200613leaf

ただ、一般道では、信号も多いしカーブも多いので、自動運転では危なかった。最初やってみて、一度は懲りた。前に車がいないと、設定速度一杯でカーブにつっこまれるから、非常に危ないのだ。信号でも前の車が曲がっていなくなると、急に交差点で加速したり、自動運転が切れたりする。もっとも、この特性に慣れてくるとそれを回避できるようにもなってくる。制限速度とはよくしたもので、制限速度標識の通りに速度設定しておくと、カーブの危険性はほぼなくなる。信号だけはどうにもならないが、これもそんなもんだと思って、赤信号を見かけたらプレーキに足で触れればいい。自動運転はプレーキに一瞬力をいれるだけで切れるからだ。

自動運転は渋滞で特に威力を発揮する。前の車がとまればとまる。これは本当に楽だ。動き出してもそれに追随はしてくれないのだが、ハンドルのスタートスイッチを親指でおすだけだ。だから、渋滞となれば自動運転にして、アクセルから足を離してしまい、あとは親指だけしか使わない。

弱点はやはり充電だろう。私は自宅に充電設備を設けたので、帰宅して充電しておくと、翌朝には満充電になっているが、マンションなど、充電設備のないところでは難しいだろう。満充電での走行はうまくいけば300キロ近くいける。これは今までのガソリン車の満タンでの走行距離と大差ない。1日300キロだとたいていのところへはいける。高速道を使っても4・5時間は走るわけで、逆に1日5時間以上も運転したら危ない。ただ冬場ヒーターを使うとてきめんに減りがはやくなり、走行可能距離は200キロに落ちる。まあ私は1日200キロ以上走るほど元気ではないので、問題にはならない。LEAF e+だとさらに伸びるらしい。

自宅から200キロ以上離れた先に行ったときには充電する必要がある。充電ステーションはさがせば、どこにでもあるようになった。宿泊する時は、充電設備のある旅館やホテルを探す。現在増えているし、充電設備のある宿泊施設にしかいかないという行動を電気自動車オーナーがみなとれば自然に増えるだろう。その他、SA PAの充電設備は混んでいるので、道の駅やモール、公共機関をさがす。地方の市役所の駐車場なんかは狙い目だ。もちろん、全国津々浦々にあるニッサンや三菱のディーラーはベスト。高速充電できるし、待っている間ディーラーのショールームでお茶でも飲んでいられる。

不満を言うなら、メーターだ。なんでアナログのスピードメーターを残したのか、それも機械式だ。メーターパネル全面を液晶パネルにして、ユーザーが自分用にアナログかデジタルかセッティングできるようにしてもらいたいものだ。LEAFに限ったはなしではないが、カーナビとメーターパネルの位置は入れ替えた方がいい。見る頻度が全然違う。正面にカーナビと速度のデジタル表示。あとの情報は今のカーナビの位置でいい。テスラはそうなっている。私は一度オランダで乗ってその先進的な考え方に心底感動した。ニッサンはまだまだ電気自動車について考えが甘い。旧来の自動車の概念から離れられていないい。

結論として、制限速度を無視してカリカリ飛ばしたり、一日数百キロものるような御仁にはおすすめではないかもしれないが、一般人にとっては最高。逆に車の評論関係で評判が悪いのは、車をわたしたちのように道具としてではなく、趣味として乗るような人が多いからではないかな。

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