« 2020年1月 | トップページ

2020年8月に作成された記事

電気自動車1年

電気自動車LEAFに乗り出して1年。あまりによすぎる。これはもう一切ガソリン自動車に乗る気がなくなった。今まで、それほど車に趣味があった方ではないが、LEAFに乗り出して、頻繁にドライブにでかけるようになった。気持ちいいのだ。スムーズな加速と、静かな乗り心地。これはなにものにも代えがたい。そして、たぶんこれは電気自動車というわけではないのだが、LEAFの備える自動運転の楽しさだ。

自動運転といっても現状では、レベル2と言われるもので、常時前を見てハンドルを操作し緊急時のプレーキは自分で踏まなくてはならない。しかし、希望速度を設定しておくだけで、アクセルから足を離しても勝手に走ってくれるだけでも、ほんとうに楽だ。前に車がいるときは前の車に一定間隔をあけて追随してくれるので、運転の負担感がまるで違う。最初は高速道路でおっかなびっくり使ってみたが、アクセルワークを気にしなくていいので、ハンドル操作に集中できる。しかもハンドル操作も高速道路だとある程度車任せにしてしまえる。勝手にカーブを曲がってくれるのは快感そのもの。制限速度を気にして、いちいち速度メーターを確認しながら、前の車との車間距離をたもって運転するという昔の運転にはもう戻れない。

200613leaf

ただ、一般道では、信号も多いしカーブも多いので、自動運転では危なかった。最初やってみて、一度は懲りた。前に車がいないと、設定速度一杯でカーブにつっこまれるから、非常に危ないのだ。信号でも前の車が曲がっていなくなると、急に交差点で加速したり、自動運転が切れたりする。もっとも、この特性に慣れてくるとそれを回避できるようにもなってくる。制限速度とはよくしたもので、制限速度標識の通りに速度設定しておくと、カーブの危険性はほぼなくなる。信号だけはどうにもならないが、これもそんなもんだと思って、赤信号を見かけたらプレーキに足で触れればいい。自動運転はプレーキに一瞬力をいれるだけで切れるからだ。

自動運転は渋滞で特に威力を発揮する。前の車がとまればとまる。これは本当に楽だ。動き出してもそれに追随はしてくれないのだが、ハンドルのスタートスイッチを親指でおすだけだ。だから、渋滞となれば自動運転にして、アクセルから足を離してしまい、あとは親指だけしか使わない。

弱点はやはり充電だろう。私は自宅に充電設備を設けたので、帰宅して充電しておくと、翌朝には満充電になっているが、マンションなど、充電設備のないところでは難しいだろう。満充電での走行はうまくいけば300キロ近くいける。これは今までのガソリン車の満タンでの走行距離と大差ない。1日300キロだとたいていのところへはいける。高速道を使っても4・5時間は走るわけで、逆に1日5時間以上も運転したら危ない。ただ冬場ヒーターを使うとてきめんに減りがはやくなり、走行可能距離は200キロに落ちる。まあ私は1日200キロ以上走るほど元気ではないので、問題にはならない。LEAF e+だとさらに伸びるらしい。

自宅から200キロ以上離れた先に行ったときには充電する必要がある。充電ステーションはさがせば、どこにでもあるようになった。宿泊する時は、充電設備のある旅館やホテルを探す。現在増えているし、充電設備のある宿泊施設にしかいかないという行動を電気自動車オーナーがみなとれば自然に増えるだろう。その他、SA PAの充電設備は混んでいるので、道の駅やモール、公共機関をさがす。地方の市役所の駐車場なんかは狙い目だ。もちろん、全国津々浦々にあるニッサンや三菱のディーラーはベスト。高速充電できるし、待っている間ディーラーのショールームでお茶でも飲んでいられる。

不満を言うなら、メーターだ。なんでアナログのスピードメーターを残したのか、それも機械式だ。メーターパネル全面を液晶パネルにして、ユーザーが自分用にアナログかデジタルかセッティングできるようにしてもらいたいものだ。LEAFに限ったはなしではないが、カーナビとメーターパネルの位置は入れ替えた方がいい。見る頻度が全然違う。正面にカーナビと速度のデジタル表示。あとの情報は今のカーナビの位置でいい。テスラはそうなっている。私は一度オランダで乗ってその先進的な考え方に心底感動した。ニッサンはまだまだ電気自動車について考えが甘い。旧来の自動車の概念から離れられていないい。

結論として、制限速度を無視してカリカリ飛ばしたり、一日数百キロものるような御仁にはおすすめではないかもしれないが、一般人にとっては最高。逆に車の評論関係で評判が悪いのは、車をわたしたちのように道具としてではなく、趣味として乗るような人が多いからではないかな。

老人に巨大ディスプレイ

自宅のメインマシンのディスプレイを4Kの43インチに替えた。43インチというと、家族みんなで視聴するテレビとしても、かなり大きい部類と思う。これを机の上に置いたら、ほとんど衝立である。2-3M離れて視聴することを推奨されるサイズを50センチ距離で見るわけで、とにかく視野がディスプレイに覆われる。 

200307  

なぜまあ、こんな衝立のようなディスプレイを買うことになったか。はっきり言って老眼である。小さなものが見えないから、小さいディスプレイでは老眼鏡がないと文字が読めない。やっかいなことにコンピュータ用はいわゆる読書用とは違う度数のレンズがいる。机の上には、外出用の遠近両用、読書用の近距離老眼、コンピュータ用に中距離老眼が並ぶ。それを都度とりかえるのは面倒だし、間違える。そもそも老眼鏡をかけ続けると疲れる。

これを克服する方法が、表示文字設定を大きくすることなのだ。普通9か10ポイント程度の表示が多いが、これを20ポイントぐらいにあげると、老眼鏡をかけなくても見える。この文字を大きくする機能はWindowsの基本機能にもあるし、各ソフトの設定でも変更可能だ。
しかし、この方法に問題があるのは、賢明なる読者諸氏はすぐにお気づきであらふ。

さよう、画面が狭くなるのだ。印刷雑誌の読者ならすぐに了解されることと思うが、10ポイントで40字表示できていたとしたら、20ポイントだと20字しか表示できない。これは小さい画面だと横が表示できない上に、縦も文章途中で切れてしまう。もちろん複数のウィンドウを開けて同時作業や参照作業などできない。従って、どんどん画面は大きくせざるをえない。この4Kの前は、自宅も会社も34インチウルトラワイドという横に長い画面を使っていた。これで、3440×1440pixelという画面だった。通常は1920×1080pixelのFull Hivisionで使っている方が多いと思う。ちょっと以前は1024×768のいわゆるXGAと呼ばれるものが長く使われていた。ウルトラワイドだと字もそこそこ大きくできるし、横にどんどんウィンドウを拡げて行ける。PDFで2期分の決算書を対比しながら事業計画を書くといった用途にも不足はなかった。

しかし、Indesign編集をやると話は別、まず縦が1440pixelではA4を全面表示させると小さい。もちろん老眼には苦しい。さらにIndesignで文書作成するときは大抵Photoshopも同時に開けるし、画像一覧ソフトも表示したい。となると、ウルトラワイドでも足りない。

で、43インチ4Kということになるわけだ。4Kはご存じのようにHi-Vision1920*1080pixelの縦横とも2倍した3840*2160Pixelである。ウルトラワイドより横は少し長いだけだが、縦が1.5倍もある。1.5倍の描写力はすごい、余裕で念願のA4実寸大表示が可能となりました。これはラクチン。

もちろん、問題は多々あって、一番最初に困ったのは、マウスのポインタが広大な空間で行方不明になることだった。特に上の方にあるとなかなか気がつかない。マウスを動かしても見つからない。そして眼がひどく疲れる。やってみてわかったが、要は人間の視野の問題なのだ。目ん玉は左右に自由に動くが、上下にはあまり動かない。上を見ようとすると、首から動かさなくてはならない。だから、ウルトラワイドの超横長というのは理にかなってはいたのだ。そう、実際に43インチを使っても、見ているのは下の方ばかりで、上はあまり見ていない。

このことが、置き場所の問題とともに4K43インチディスプレイが価格が下がっても普及しない理由ではあるのだなあ。EXCELやLINEを使う時、とてつもない行数が表示できたり、ウィンドウを4つぐらい開いてもまだひとつひとつがHi-Visionサイズで表示できたりメリットはまだまだあるのだが、とにかく会社で使用するのはやめることにした。いよいよ社長がコンピュータを衝立にして立て籠もったと言われかねないからなあ。

« 2020年1月 | トップページ