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2014年11月に作成された記事

バージョンアップの後悔

 ノートパソコンをハードそのままにWin8.0をWin8.1にバージョンアップした。パソコンのOSを途中でバージョンアップするとロクなことがないのは解っていた。Windows3.0から3.1 3.1から95、ずいぶん昔の話だが、そのころは何もわからず、言われるがままにバージョンアップしていた。当然トラブルの嵐に見舞われた。それまで機嫌良く動いていたソフトが動かない。突然フリーズを繰り返すなどなど。で、早々にパソコンそのものを買い換えるはめになってしまった。それ以来、OSの途中変更はやっていない。

 ところが、さすがにWin8では我慢が出来なくなった。スタートボタンはないし、突然UIが切り替わるし、使いにくいことおびただしい。それでも買って1年しかたたないのに、買い直しはいくらなんでももったいない。そこへWin8.1はまだましという話が飛び込んできて、魔がさした。

 あれほど、やってはならぬと心に誓っていたOSの途中バージョンアップに手をだしたのである。

 結論から言えば、バージョンアップそのものは成功した。パソコンのハードメーカーからツールが用意されていて、手取足取り教えてくれる。その通りやれば、バージョンアップそれ自体にそれほどトラブルはなかった。ただ手間と時間はかかる。再起動を何度もやらなければならないから、ほったらかしておくわけにもいかない。半日パソコンにつきあわざるをえなかったが、バージョンアップ完了すると、確かにUIが突然切り替わる現象はなくなったようだ。これで一件落着と、使い始めたら、突然ウィンドウが開いた。

「あなたのパソコンはクラッシュ寸前です。『修復』してください」

「効率が極端に落ちています。ここをクリックしてください」

と派手な警告画面が次から次へと出るではないか。

 画面も一見、マイクロソフトが提供しているかのようなデザインになっている。

 コンピュータウィルスだった。

 警告ソフトを偽装して巧みに自分のサイトに誘い込み、個人情報を盗んだり、もっと悪質なウィルスを送り込んだりするタイプのウィルスだ。最近のウィルスは本当に悪質だ。私は、なんとなく危ないと思って、クリックしなかったが、よく知らない人だと、「クラッシュ寸前」というメッセージが、Windowsロゴもどきと一緒に表示されれば「修復」のボタンをクリックしてしまうだろう。

 それにしてもウィルス感染とは合点がいかない。最近パソコンには、コンピュータセキュリティソフトを神経質なぐらいいれているので、ここまで露骨なウィルス感染は滅多にない。私も、本当に久々に見た。どちらにしても、いちいち警告画面がでたりするのは煩わしいし、危険だ。

 セキュリティソフトがはいっているはずなのに、なぜウィルスに取り憑かれたかと調べてみると、バージョンアップしたことで、セキュリティソフトが機能しなくなっていたのだ。Win8.1に対応していなかったらしい。盲点だった。

 あわてて、セキュリティソフトのWIN8.1対応バージョンをインストールし直して、駆除する。するとでるわでるわ。次から次へとウィルスが検出される。本当にインストールしてからちょっとの間、ちょっとのすきま、そこをめがけてウィルスが殺到した感じである。恐ろしいことこの上ない。

 やっぱりOSの途中バージョンアップなんてやるものではない。今回のウィルス感染は直接バージョンアップとは関係ないが、OSをよく知らないままいじると、何がおこるかわからないということなのだ。

 実はこのバージョンアップのすぐあとWindows9(最新情報では9をすっとばして10になるらしい)がまもなく出るらしいという話がとびこんできた。操作性等はかなり7風に戻すらしい。それまで待てば良かったのだ。そのときはWin8.1からのバージョンアップではなく、パソコンから買い直すことになるだろうけれど。

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