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2013年7月に作成された記事

Windows8です

 新しいノートパソコンを導入。もちろんOSはWindows8ということになる。すでに発売数ヶ月、毀誉褒貶あるけれどタブレットのようにタッチパネルで使えるというところに心惹かれるものがあった。タブレットはずいぶん使いこんでその便利さはわかっている。特に寝床の中で布団をかぶったまま、ネットが使えるのはありがたい。

FACEBOOKなんかはほとんど布団の中からタブレットで見ている。電子書籍機能も含めて見るだけならこんな便利なものはない。

 ただタブレットでは、当然のことながら大量の入力には適していない。そこでWindows8というわけだ。普段読むだけのときはタブレットとして使い、入力する時になったら、ノートパソコンとして使う。このためには、タブレットモードの時にはキーボードを収納でき、ノートパソコンモードの時にはキーボードが使えるものでなくてはならない。このキーボードの収納については、いろいろな方式が試されているが、あまり凝った変身機構のものはすぐこわれそうに思え、機構がシンプルで堅牢さに定評のあるLet's Noteにした。

 起動する。さすがに最初のメトロUI(ユーザーインターフェース)にはとまどう。コマーシャルでもおなじみの色とりどりのタイルが並んでいるUIだ。このタイルのどれかをタッチするとアプリがたちあがる。中身は普通のアプリ。なにかアクションをしたりあらたなソフトをたちあげようとすると、四隅やはしっこをタッチすればいいのだが、これがなかなかわかりにくい。iPadやAndroidのUIとも微妙に違う。

 しかも、メトロUIではWindowsで慣れ親しんだ同時に多数の画面を開くマルチウィンドウモードにならない。それをしたいときは旧来のWindows風インターフェースの画面にする必要がある。だいたいWORDとかEXCELはメトロUIで起動しても旧来のWindows風のUIに戻ってしまう。この切り替え方式は以前のVISTAや7のUIに慣れた人がメトロUI乗り換えるのに抵抗感が少ないともいえるが、中途半端ともいえる。

 許せないのは、7にあったスタートボタンをなくしてしまっていることだ。この理由がまったくわからない。多数のウィンドウを同時に開いて仕事することの多い印刷屋にとって、スタートボタンはなにかのアプリで仕事をしている時に新たなアプリをたちあげたりコントロールパネルをだしたりするのによく使い、重要度が非常に高い。これをなくしたのでは7にやっと慣れた我々には裏切りに等しい。

 数日使ってあまりに不便なので、スタートボタンを復活するアプリというのをいれた。このような旧来機能の互換は本来マイクロソフトが提供すべきだと思うが、なぜか意地でも提供しないらしい。しかたがないのでサードパティー製のソフトにした。そもそもこういうアプリがあること自体Windowsに根強いスタートボタンの需要があるということだ。このソフトを入れたことで旧来UIで使う限り7とまったく使い勝手が変わらなくなった。結果として、メトロUIはまったく使わなくなった。われわれがWindowsに求めているのはメトロUIのような中途半端なUIではないからだ。

 むしろタブレットに変身させて、旧来の7UIで使うと、これが便利なのだ。特にタブレット風の縦長画面の Windows7UIなんて言う粋な使い方ができる。

 結論として、マイクロソフトはタブレットに流れるユーザーを取り戻そうとして おかしなものを作ってしまったとしかいいようがない。タブレットのUIを真似るのではなく、Windowsの操作性とUIをタブレットに持ち込んで欲しかった。それでこそWindowsの真価が発揮できるし、タブレットに流れたユーザーを呼び戻せたと思うのだ。惜しい。

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