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2012年8月に作成された記事

ベッドサイドのタブレット交替

iPadを買って1年あまり。電子書籍元年と言われた2010年に話の種に買ったものの、iPadは行く先々でノートパソコンやデスクトップに囲まれ、通勤にも自動車を使うというような環境下ではあまり使い途がなかった。ところが、iPadはベッドサイドの雑誌がわりとしての用途に意外に役に立つことが判明した。これで最新の新聞雑誌が読めるので、朝、奧さんに新聞をベッドまで運んでもらわなくてもいいのだ。もちろん、facebookやtwitterを寝る前後にチェックするにも便利。読書は寝転びながらという癖のついている私にiPadは好都合だった。

 しかし、Apple製品は操作性に癖があって、普段Windows環境に慣れ親しんでいる私にはどうにも使いにくい。特に、ファイルの転送がどうにもやりにくい。そこで、iPadの機能をWindows的に使える物としてタブレット2世代目はAndroidにすることにした。機種はいろいろと比較した結果、富士通Arrowsに決定。Arrowsは富士通らしくおまけのソフトがてんこもりの上に防水機能つきという、私のような気が多くて粗忽者にはうってつけの機種だ。

 到着して包みを開けば、Androidはスマホで慣れているので、すぐに大体のことはわかってしまうのもありがたい。

 一番便利なのはAndroid端末ならWindowsマシンに USB接続すれば、USBメモリのようにそのままWindowsマシンの外部記憶装置としても使えてしまうことだ。WindowsマシンからAndroidタブレットの中にフォルダを作ったり、ファイルをExplorerで移動させたり、自由自在だ。この感覚が欲しかった。タブレットの小さい画面上で、タップやフリックを駆使しながらファイル環境を整えるのは面倒この上ない。やはりデスクトップのでかい画面に、フル108キーボードとマウスでなきゃ、フォルダやファイルを整える気にならない。

 それにAndroidはiPadと違って、Flashを使ったサイトを見られるのが嬉しい。それ以外にもiPadでは動かなかったサイトもサクサク動く。つくづくiPadは自己主張が強かったのだなあと思う。そこが、逆にAppleファンには魅力なのだろうが、仕事でも趣味でもWindowsを常用している私にはiPadは向かなかった。

 それにしても、いまどきのタブレット端末はテレビはついているし、当然音楽プレーヤーだし、電子書籍にもなる。今回はWifiにしたが、電波さえ来ていれば、インターネットはフルで使え、メイルもPC用がそのまま使えてしまう。昔は、テレビはテレビ、音楽プレーヤーは音楽プレーヤー、書籍は書籍として別々の製品だったことを考えると大変な進化だ。こうした細かい家電製品を得意としていた日本の電気メーカーが凋落するはずだ。

 次々に必要なファイルを整えていったら、Androidタブレットが限りなくWindows化してしまった。これにキーボードを付ければそのままノートパソコンとなりそうだ。外づけのブルートゥースキーボードを買って実験して見たが、AndroidはやはりAndroidでしかなく、ノートパソコンの代替にはまだちょっと無理がある。ただし、このキーボード取り外し式のWindowsマシンは台湾製などにはすでにあるようで、Windows8が発売され、OSそのものがタブレット対応に進化すれば、読むときはタブレット、書くときはノートパソコンといった使い方は一般化するだろう。

 というわけで、ベッドサイドマシンは交替し、お古のiPadは息子に払い下げである。寝転んで電子端末で新聞を読みながら気に入った品があったら、その場でAmazonで購入というライフスタイルになってしまったということだ。数年前だったら夢物語だったこのライフスタイルのどこにも紙の印刷の姿がみいだせないのが、悲しいことではあるが、便利なものはしかたがない。逆に言えば、この時代に対応した紙ビジネスを考えるしかないよなあ。

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